このページの結論

チーム全体で始める最初の1週間は、全員を鍛える週ではなく、チームの共通ルールを作る週です。目的は、選手、保護者、指導者が「何を見て、いつ減らし、いつ増やすのか」を同じ言葉で理解することです。

4日分で考える

目的やること
説明日共通言語を作る痛み、疲労、着地、暑さのルールを共有
観察日現在地を見る着地、減速、片脚支持、自重動作を少量確認
実施日10分だけ入れる動的可動域、減速、静かな着地、自重補強
振り返り日次週を決める痛み、疲労、保護者情報、練習量を確認

この4日が1週間に収まらない場合は、2週間に分けても構いません。大事なのは、焦って全部を入れないことです。

説明日に共有すること

  • 身体づくりは罰ではない
  • 痛みを隠さないことがチームのルール
  • 疲れている日は減らしてよい
  • 暑い日は量より安全を優先する
  • 最初は強くなるより、次に増やせる状態を見つける

ここを省くと、補強が「きついことをする時間」として受け取られます。

観察日に見ること

順位をつける測定ではなく、次の週に何を入れるかを決める観察をします。静かな着地、低い姿勢で止まる動作、片脚で止まる動作、自重スクワットを見ます。

動作が崩れる選手には、難しい種目を足しません。まず、簡単な姿勢と止まる動作へ戻します。

根拠の使い方

Complete Conditioning for Basketball は、評価を計画とつなげて使う考え方を扱っています。このページでは、その考え方をチーム導入の1週間へ変換しました。

Strength Training for Basketball は、負荷への適応を段階的に作る考え方を扱っています。このページでは、最初の週を負荷増加ではなく、共通ルールと観察の週にしています。

根拠として扱う資料

  • book-complete-conditioning-basketball
  • book-strength-training-basketball

図解要件

  • visual-011

この図解は、読者が本文の判断順を目で追えるように作る。書籍の図表は使わず、日本のミニバス現場に合わせて再構成する。